MY STORY 〜私のセミリタイアまでの道はこちら〜

【悩める方必見】私が大企業からの早期退職を決めた3つの理由

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大企業勤務、本当にこの安定を手放してもいいものか?悩みますよね…。

こんにちは、FIRE女子のYOKOです。

早期退職のイメージってどうですか? 人によって随分と前向き、後ろ向き、人によって受け止め方が違うもんなんだなぁということを退職時に実感しました。日本では不満はあっても安定した会社を自ら選んで辞めるというのはまだ少数派。辞めろと言われたわけではなく自ら選んだ選択でしたが、人によっては「あの人、リストラされて可哀想…」という眼差しで見られているな思う時もありました。やはり早期退職のイメージはネガティブな印象が未だ強いんだと思います。

そんな体験をした私ですが、今回は最終的に早期退職を決めた理由3点をシェアします。

目次

会社員はいつかは終わる。ならば自分でもうひと仕事!

私がいた百貨店業界は入社の頃から比べ、業界売上がほぼ半分に縮小するという衰退産業。担当したマーケティング職はとても楽しかったのですが、成長の伸び代をあまりイメージできなかった。最近では数年に一度早期退職の募集が行われていたので、基本的には定年までは行かず、60歳まで頑張ってその後には辞めるかも…というのはうっすら考えていました。(ちなみに60歳以降は嘱託となり定年は65歳。今後は政府からの努力目標と言われている70歳とかに伸びるかも…。そこまで行くの、私?)

そんな中で、直近の異動した先が今まで以上にハードでブラックな環境でした。全く自分の時間がなかった。
さらに自分のやりたいこととも少々ズレていて、入社以来初めて会社に行くのが本当にイヤだと思うように。

私はおひとりさま。忙しいながらも日々のつながりの楽しさは会社に行くことで満たされていたのですが、新しい環境では忙しすぎる故の殺伐とした職場環境に加え、コロナ禍により人とのつながりの満足度が満たされることなく、仕事自体もあまりフィットしていなかった。いやいやいや…。自分の人生の時間を我慢色で染め上げるのはごめんだわと思ってしまったのです。まるで自分の養分を会社に吸い取られているような感覚に、マジでうんざりしてしまった。

イヤというのは、行動を促す原動力になりますね!

そこであったのが「早期退職募集」 おお、 これはもしかして渡りに船? 我慢の日々の人生よりも、もうひと仕事もうひと遊びできる世界に、元気なうちに移行するべきではないかと考えるようになりました。新しく伸びる世界、まだ見ぬ世界を見てみたかった。また会社員には定年があるけど、自分でやれば好きなだけいつまでも取り組める。自分の活力を安定のためだけに、ただ我慢のためだけに使うのはいつか来る日後悔するのではないか、と。チャレンジしなかった自分に対して。

初めての「会社がマジでイヤ」という感情が発端ではあり、少々衝動的で無計画にも感じましたが、人生100年時代のライフシフトも改めて意識したことで、もう辞めようかと思い始めるように。

経済的自立が支えに。お金は何とかなる。

同時にすごーく考えたのはお金のこと。早期退職で割増金をいただいけるからとて、なんだかんだ言っても一部上場の安定した大きな会社。やはり60歳まで、65歳まで、もしくは世に言われている延長の可能性を考えると70歳まで?慣れ親しんだ会社を続けて勤務する方が、よっぽど確実にお金になるのです。おひとりさまは誰にも頼れません。せっかくここまでは頑張ってきたのに、恐らく安定的に稼げるであろうチャンスを見捨てていいものかとめちゃくちゃ迷いました…。

やめても何とかなる。いや何とかするんだ!

そう考えた理由はこちら。

・不動産投資
・株式などの金融投資

月々の給与とは別に少しづつ貯めたお金を元手にしたゆる投資で副収入を確保していました。今流行りの副業みたいな感じでしょうか。ローンの残債もまだあるから贅沢はできないけど何とかなるんではないか、死にはしないだろう、と。会社はずっと続けてきたけど、会社からの経済的自立は果たせていたことはとても大きかったです。ゆるく長く続けた投資が、私の転機に背中をそっと後押ししてくれました。株式市場と不動産の未来を信じて本当によかった

投資とお金のありがたみを、今までの人生で一番感じました…。

でも辞めると決めるまで本当にぐずぐずと迷いました。不安で不安で…。残業で帰宅した夜中に、お金の計算ばかりしていました😓 他にも、年金機構事務所に行って、今辞めた場合と定年まで行った場合の受け取り年金の違いとかも調べたり…。

ここで大きな不安が拭えなかったら退社はしなかったと思います。
そのまま我慢を抱えたまま、不健康極まりない、あまりにも忙しすぎるサラリーマン人生を突き進んでいたかと。

自分らしく、健康的に長く働きたい

とても拘束時間の長い仕事で、毎日13時間以上働いていました。百貨店の仕事は店頭の担当ではなくとも、何かと営業時間や営業日に引っ張られてしまうのです。休みでもバンバン容赦無く連絡は入るし、日々の拘束時間は長い。宅急便は受け取れない、歯医者に通うのもままならず、晩御飯は23時過ぎという生活。さらにお酒好きの食いしん坊。さすがの丈夫な私も長年の不摂生が祟って健康診断では劣等生になっていました。

このペースで定年まで行った時、次に向かう気力と元気、遊ぶパワーは残らないのではないか…、と。

ヤバい。このままでは定年後、抜け殻みたいな人生で終わるじゃん…😱😱😱

さらには関西に住む両親も少々歳を取り、ちょっと帰ってきてほしいと言われた時に、忙しくて休みが取れずできないことが何度かあったのが苦しかった。それでなくともおひとりさまはマイノリティ。散々自分の心配をかけてきたのに、普段弱音を吐かない年老いた両親が助けを求めた時でさえ帰れず、ただ自分の生活にだけに必死ということに自己嫌悪感がありました。

あれ? 私、一体何のために生きているんだっけ…?

だから、もっと自分のペースで、健康的に働きたい。
この想いだけは少しづつ確実に大きくなっていました。

ちなみにもっと楽な部署へ移るという手もあったかと思いますが、そこはちょっと不器用。やりたいことじゃないなら、できないんですよね…。昔で言う総合職入社ですが、身勝手なジョブ型思考なんです。今ほどではないけどマーケティング職はどこにいっても忙しいことは変わらないしな、と。

辞めると決まった時、なんで事前に相談しに来ないんだと、上役の何人かに怒られました。でもこんな事を言っていただける方に出会えて本当にありがたい会社人生だったと思い、帰りの終電間際の山手線車内で思わず涙ぐんでしまいました。

まとめ

ここまで書いていて何なのですが、理由はもちろんありますが、最終的にはエイヤっ!と勢いで辞めた感じもします。イヤイヤの原動力がブースターになったかも😅 周囲は随分驚きました。でもまだ辞めるつもりは無かったものの、早期退職募集がなかった時期でもうっすらとイメージはしてたこともあり、この選択の結果は間違っていなかったと思います。

あとはこれからの人生で、会社勤めの隙間時間以上でやりたいことのあるなしも大きなポイントかとも思いますね。これについてはまた別の機会に。

今回は散々悩んだ私が早期退職を決めた3つの理由をご紹介しました。
一本道を続ける人生もありですが、はみ出してみるのもまぁ悪くない。今はそう思っています。

大企業から早期退職を決めた3つの理由

会社勤めはいつかは終わる。ならば自分でもうひと仕事(まだ見ぬ世界へ!)

・お金は何とかなる。(贅沢はできないけど。何とかならなければ何とかする!)

もっと自分のペースで、健康的に暮らしたい。(ヘルシーな時間的余裕のある人生を)

最後までお付き合いありがとうございました。
仕事どうしようか迷える方の少しばかりでも参考になれば幸いです。

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